2009年12月30日

インフレ・デフレはキッズネットに学べ!

最近はtwitter上で色々コミュニケーションをさせて貰っている。特に、経済に詳しい方々と色々議論させて貰っている。正直言うと、私の知識量はたいしたことがないので、こちらからは訪ねてばっかりである。「経済学・門前の小僧」の気分だ。詳しい人に向かって、素朴な疑問をぶつけるのが僕の役回りみたいだ(汗)

ある時(だいぶ前の話だが)、「インフレ・デフレの意味が分からないまま話を進めちゃってる人が多いよね」的な話が出た。確かに、インフレの定義、デフレの定義をしっかり説明する自信は僕にはない。そうこうしてるうちに、ある方が「こんなページがあるぞ」と紹介してくれたのが・・・

インフレーション | 学習百科事典 | 学研キッズネット

これを読んでびっくりした。インフレとは何かを簡潔に説明されているし、インフレを起こす原因が何かについてもちゃんと書かれている。学研キッズネット言うだけあって、ひらがなでルビが振ってあるのでお子様にも安心だ(お子様が理解できるかどうかは別にして)。
ちなみにインフレを起こす原因については、

(1)政府が財政の赤字を補うために,大量の公債(赤字国債)を発行し,その公債を引きうけるために,中央銀行が大量の不換銀行券を発行したとき(財政インフレ),

(2)中央銀行が市中銀行に過度に貸し出しを行い,大量の不換銀行券を発行したとき(信用インフレ),などである。このような場合は,結局,商品の流通に必要とされる以上に通貨が流通することになり,通貨の価値が下落し物価が上昇し,インフレーションとなる。
(ルビは省略しました)

とある。(1)(2)とも、言わんとするところは通貨の価値下落ですね。
学研キッズネットによれば、国債の中央銀行による引き受けをやればインフレになると言うことだから、デフレ脱出の手段として「国債の日銀引き受け」は検討に値すると言うことだ>日本銀行さん(汗)

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posted by やすゆき at 21:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 経済面 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月13日

【書評】司馬遼太郎 歴史歓談

この本は、中央公論社発行の雑誌・書籍に掲載された司馬遼太郎と各氏との対談や座談会の記録集である。その中で「司馬史観」を存分に味わえる趣向だ。

対談は古い。1964年12月から1993年1月までに発表された対談であるから、時論としては湾岸戦争の辺りまでとなる。それでも、日本の一流どころの文化人・知識人が動員されているし、三島由紀夫や湯川秀樹・岡本太郎といった面々までラインナップされているから、様々な読み方が可能だろう。
扱う時代も幅広い。縄文・弥生から、日本の古代、中世から明治維新、そして20世紀末までありとあらゆるテーマが詰まっている。読書感想文として、全部を取り扱う訳にはさすがにいかない。

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posted by やすゆき at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治面 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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