J-CASTニュースでデフレ危機論争の紹介(2009-11-11 - Economics Lovers Live)
この記事の内容とは関係ないが、いまやアメリカやイギリスでは普通に実行された政策をなぜ日本がやれないのか、それはもう政治的な問題にすぎないでしょう。簡単にいうと財務省の財政再建派とデフレ政策をとる日本銀行の協調でしょう。
勝間和代氏が反デフレの提言を行って以来、リフレ政策への是非の議論がネット上で盛り上がっているようだ(そしてそこに池田信夫なる人間も絡んで"痛い"光景も展開されているようだが)。
それにしても勝間和代氏の影響力はすごい。過去リフレに関する提言は、ポール・クルーグマンと言ったノーベル賞級の学者が提言しても、日本においては受け入れられたとは言えなかった。でも勝間氏は行動力もあるし、何よりネームバリューがある。名の通った人間が動くと言うことは、何かしらの変化を期待できるかも知れない。
ところでリフレ政策ポータルWIkiに依れば、日本は過去3回リフレ政策を実行し成功をおさめているのだ。
歴史から見たリフレ政策 - リフレ政策ポータルWiki - livedoor Wiki(ウィキ)
その3度とは、
・徳川時代:将軍吉宗と元文の改鋳
・明治維新の太政官札発行
・昭和金融恐慌からの脱出(高橋是清による)
リフレ政策はかつてこの日本で一度成功したことがことがありますので、一度うまくいった政策ならもう一度試さない手はない、と素朴に思います。そんなわけで、私は分からないなりに、この政策を支持してるわけです。
(勝間和代さんがデフレ脱却署名運動を開始 - リアリズムと防衛を学ぶ)
3度やって成功した政策を、なぜ4回目をやることに政府は躊躇するのか?私も同じく素朴な疑問を呈したい。