新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
さて、お正月はニューイヤー駅伝に箱根駅伝、天皇杯とスポーツイベントが目白押し。さらに、3日にはライスボウルがある。楽しみにしているアメフトファンは多かっただろう。詳しい経過は他のブログに書かれていると思うので、雑感だけ書くことにする。
鹿島 19−16 関大
前半終了時点で思ったことは、
関大:意外とパス攻撃が効いている。反面、エースRB藤森のランが不発。
鹿島:1Qはなかなか出なかったランが、2Q辺りから少しずつ出始めた。
関大守備は華麗なインターセプトリターンTDで先制したが、これは事故のようなものだったと思う。だから序盤では流れがどっちに行くか分からなかった。
基本的には前半は守り合いと言う印象だった。互いにディフェンスの出足が良くて、ロスさせる状況が多発した。結果的にロースコアゲームとなった。
でも、徐々に鹿島の中央のランプレイを関大が止めきれないシーンが目に付くようになった。逆に関大が得意のランを最後まで封じ込められた形である。だんだんモメンタムがじわじわ鹿島の方に移っていった感じだ。
スタッツは確認してないが、おそらく鹿島の方が攻撃時間を使ったと思う。地力は鹿島の方があったのだろう。
関大の選手達が少しずつ疲弊してるような気がしたし、RB藤森が怪我で途中で外れてるときもあった(あとで復帰はしたが)。
RB藤森・RB松森・QB原口らのランが出なかったのが、関大にとって誤算であっただろう。そこが返す返すも残念。ただ、鹿島もやはり研究してきたはずである。
じゃあ、関大はパスを出すことは出来なかったのか?実は結構パスを要所要所で決めていたのだ。ランは出ないがパスが出る状況だったら、パスで局面を打開することは出来なかったのだろうか?出来た、と素人の私は思う。パスを決め続ければ、そのうちランプレイも決まり始める好循環が生まれるはず。例えばどうしてRB藤森をフェイクに使ったプレイアクションとかを使わなかったのだろう?鹿島は相手のランプレイを止めにかかっていたのだから、効いたような気がするのに。
まぁ、関大側にしてみれば今までやっていたラン主体の攻撃から、パス主体の攻撃へ変える手は物凄くリスキーだという判断だったのだろう。しかし・・・しかしである。確か関大は「自分たちは弱い」という認識でこの一戦に臨んだはずである。弱者がリスクを負わなくてどうして勝てるのだろう?
そんな訳で、関西代表としての関大に期待していた私には残念な一戦でした。