2005年04月09日

キーボード・マウスにも高級品を

私は今、家のPCに向かっている。そして、非常にフラストレーションを感じている。
トラックボールが不調なのである。

机が狭くてゴチャゴチャしてるので、昔からトラックボールを使うようにしてます。トラックボール以前は初代Microsoft Mouseで、当時としては斬新ななすび型でした。その後はロジクールのTrackMan Marble、そして今はMicrosoft TrackballOpticalとトラックボールが続きます。マウスを走らせるスペースが無くても使えるのが、トラックボールのいいところです。が、微細なポインタの位置決めにやや難があるし、ポインタを真直ぐ走らせるのは意外に難しいものです。親指だけで動かしますからね。
さらに、この度の不調が加わる。何ヶ月か前より、ポインタの動きがぎこちなくなってきました。よく観察すると、上下方向はともかく左右方向に引っかかりがあります。光学式のトラックボールなので、多分内部のセンサがゴミで汚れてるのかもしれません。が、マウスだったらボールが簡単に取れるのに、トラックボールでは難しい。底面のネジを取っての大手術となりそうで、しかもネジは底面のゴムパッドに隠れている始末。「分解はするな」の無言の警告か。或いは「買い替えよ」の意思表示か。
次は、机上の整理整頓をした上でマウスにしよう。縦スクロールと横スクロール両方できる機種もあると言うので、それも良いですね。明日、買いに行くとしよう。

しかし直接手に触れるPCのパーツに意外と高級感が無いのが困りモノです。いや、確かにマウスはカラフルになってますし、キーボードもボタン一つでメーラが起動するなど、色々な商品はあります。しかし、どことなく安物っぽいとか、丈夫そうに見えないとか、長く使えそうに無いとか、納得いくものになかなか出会えませんよね。求める条件は、
・耐久性があること
・内部を含めて清掃が容易であること(長持ちに繋がるでしょう)
・もちろん、操作感が各個人に合っている事
手で触る以上汚れて当たり前で、時にコーヒーをこぼしたりもします。だから、耐久性とか清掃の容易性は大事だと思います。フィーリングについてはもちろん人それぞれありますね。キーボード一つでも、タッチの重い・軽い、キーストロークの深い・浅いの好みが違います。
だからもっと選べるようになって欲しいのですが、PC用品売ってるお店でもこれらの扱いは、意外に小さいんですね。多分、単価がそんなに高くないのでしょう。だから、力が入っていないのだな、きっと。「マウスはマイクロソフトとロジクール、その他安物、キーボードも安いのでいいや!」って感じなのではないでしょうか?翻って車の世界では、「ステアリングはmomo、シートはレカロ」等と定評のある商品があります。これらは車の言わばユーザーインターフェースです。PCも、もっと体に触れる部分のグレードアップができる様になって欲しいのです。
キーボード・マウス(含トラックボール)に対する売り手の認識が低いのでしょう。いや、買い手の認識が低いのか?今も万年筆にこだわりを持ってる人は居ますが、書き心地が文章生産性に与える影響が大きいと分かってるのでしょう。昔の文豪は、筆記具にはうるさかったはずです。万年筆を使わない自分だって、書きにくいシャープペンシルは許せません(芯が細かく出てこない奴とか。何でワンプッシュであんなに長く芯が出てくるんだ、この安物!)。それと同じように、安っぽいキーボードが与える悪影響は大きいはずなんですけど。OSのGUIの良し悪しと同じように、手に触れる部分の良し悪しに気を配りたいものです。

高級キーボード・高級マウスの市場って成立しないのでしょうか?そんなことは無いはずです。自分の納得いくキーボードが欲しい、マウスが欲しい、そう願う人々は少ないながらも確実に居るようで、「キーボードのお店 ★★★ ShopU」と言うページを見つけました。キーボードだけでなく、マウスも、そしてボールペンまで(!)売ってます。手に触れるものを扱っていくのが、コンセプトなんでしょうか。かなりお高いキーボードも散見されます。やっぱし高級キーボードは商品として成立するのです。
「タッチの差で人生が変わることもある」ですと。人生が変わるかどうかは知りませんが、少なくとも快適かどうかは変わります。少なくとも不調のトラックボールを抱えて、ブログを書くのは精神上良くない(笑)

posted by やすゆき at 22:52| Comment(3) | TrackBack(0) | 科学面 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何を仰います!

「キーボードは東プレ、トラックボールはケンジントン」が定評です。

・・・って書くと、ブログに抗議の嵐が殺到するかもしれません(笑)。

MSのトラックボールは、ボール支持部の金属がすぐにへたるというのが定評で、支持部をルビーに交換される方も結構、いるようですね。
Posted by Uジロー at 2005年04月26日 02:05
ぶはははは・・・!Uジロー殿、過去記事にもかかわらず、コメントいただき有難うございます(笑)
マウスを買ってから、上に書いたキーボードのお店を知ったと言う(汗)トラックボール、マウスに関わらず、機械的摩擦が発生する部分は耐久性を持たすのが難しそうです。今のマウスは光学式なんで大丈夫・・・と思いきや、今度はホイールが心配。
ケンジントン>
昔Mac使いを知っていて、彼が使ってました。もう、10年も昔の話です。
東プレ>
高名ですね。出来れば、触ってみてから購入したいです。意外と私の近所では見つからなくて。ダメだ、神戸は。あとは清水の舞台を飛び降りるか否かです(お値段が・・・)。
Posted by やすゆき at 2005年04月27日 00:51
はじめまして。

「高級・・・入力装置」ですか、う〜んなるほど確かに値段が張るから「高級」になってしまうのでしょうね。
職人系は腕がまいってしまっては仕事にならないのでキーボードについてはとにかくタッチのよいものを選びますね。
それに耐久性のあるもの、これでなければ困っちゃうんですよ。
両方を満足するキーボードとなると東プレでしょうね。
Microsoftあたりは派手なでかいキーボードを発売していますが、タッチ最悪。
なるほど、トラックボールもアウトとなると得るところ無しですね。
私の場合昔使用した東芝の「J-3100GT」というふる〜いラップトップのキーボードのタッチが忘れられず、東プレ91UBKに辿りつきました。それが2年6ヶ月前のことです。
日本橋あたりでは扱っているお店あると思いますよ。ヨドバシ梅田でも・・・

Posted by とんとかいも at 2008年05月31日 21:16
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。