仕事の話ですが、我々のチームは今週、一つの峠を超えたり、割と大きな進展があったりしたのでした。
お疲れ様、じゃあ一杯!そんなこんなで、立ち飲み屋へ向かった。
その試合を見たのは、立ち飲み屋のテレビ(中継はもちろんサンテレビ)、5回の裏ノーアウト1,3塁の場面からであった。赤星は三振に倒れたところから見たが、浅井の代打起用の成功もあって大きなチャンスを迎えていた。
問題はここからである。鳥谷、シーツ、金本と3者連続でフォアボールだったのだ。職場の先輩は言った。「(ピッチャーは)逃げてるね」押し出しで点を取って、さらに今岡を迎える。3球目、見逃せばボールになるような高い球を、腕を折りたたむように(と、私には見えた)して叩いて、二塁打を打った。時々変な球をホームランにしたりする今岡。この試合、ホームランも打った。ここのところ当たりの出ていない今岡だったが、復調の兆しか?
さらに桧山もフォアボールで満塁。矢野は三振に斬ってとったのに、続く藤本がまたフォアボールで押し出し。浅井がようやくフライを打ち上げ、長いイニングが終わった。
職場の先輩は言った。「やっぱ、フォアボールは試合を崩すね」
私は言った。「とにかくストライクゾーンに行かないですね。変な磁界が発生してるんじゃないですか?」
私には、本塁周辺に磁場が存在して、ボールが外へ外へと逸れてるようにしか見えないのであった。丁度、電子銃を出た電子が、偏向コイルによって曲げられるように(ブラウン管)。
もっとも甲子園と言う空間では、これもやむを得ないのかもしれない。前述の職場の先輩、草野球の企画でなんと甲子園球場で試合をやったのだと言う。で、マウンドに上がると360度全方位から観客席がググっと迫ってくるのだと言う。想像してください、阪神攻撃中に自分がマウンドに上がる姿を。私なら多分、5秒と持たないな・・・。
後から調べると、先発のロマノが既に試合を壊してしまっていたようなのである。こういう空気は、ブルペンに伝染するものらしい。
江草が登板して暫くしてから、飲みは終わり。電車に乗って家に帰ると、もう試合は終わっていた。
戦評
翌日(つまり本日)、blogを色々と廻って(漁って)見ると、やはり"阪神の勝利よりも、広島の自滅"といった意見の方が目に付いた。
……広島って、2003年頃くらいまで投手王国って呼ばれてたよね?
実際あの頃、すごい苦手意識あったし。
……一回から既に四球出しまくって自滅してるんですが……。
(プロ野球@SRC中心っぽい日記?)
えっと… 今日はもらった四球13個ぐらいですか
ヒットほとんどいらんかったんちゃいますか
(『阪神 広島には楽勝!』@MAROs Diary)
・・・なんだか、弱い者イジメみたいな試合になってしまいました。
(阪神、夏祭り。広島相手に激勝!@オカダ君は優勝の夢をみるか?)
・・・・たしかに眼下の敵、中日・ヤクルト相手にやって欲しい試合だ。一方で、なぜ福原のときだけ打てない!と嘆くのも当然だと思う。
だからなんでこういう攻撃を忍のときにしてやれんのやー!!!!
とは言わない(言ってるよ)そんなん言うたって打線は水物やからね。うん。忍いっしょにがんばろう?
(で、今日の試合@The Future Is Chance of Infinity)
・・・・気持ちは解ります。
もちろん、広島ファンだって嘆く。嘆きは監督批判に変わるのは世の習い。むしろ長きにわたる阪神の伝統。
しかしホント采配は変わらない。結果でてるならともかくでてないのにな…。
こんな試合でなんでベイル登板させるんだよ…。
昨日出せよ。横山も出すなよ。
監督「話にならん!!」←采配もな!!
(予想通り@RED STYLE)
ちなみにこの試合で左の下柳に対し、ロマノの代打に指名されたのは一軍登録されたばかりの東出。愛は左右病をも飛び越えます。結果は凡打。他にも8回に大量リードをされた場面でベイルを投入するなど、もはや常人では考えつかないアイデアを連発する背番号8の人。参りました。
(水中メガネ)
私も、広島=投手王国のイメージが強烈である。昔で言えば、北別府に大野に、炎のストッパー・津田・・・。つい数年前まで、広島投手陣に歯が立たなかった気がする。ひょっとしたら、世代交代が巧く行ってないのだろうか?チーム作りは難しい、と思う。長期的視野に立たないとチーム強化は覚束無いが、一方で目先の勝利も求められるから。そんなことを思うと、阪神が調子いいのもあと数年だけ、とネガティブシンキングしてしまう・・・。
#ちなみに、長年にわたりチーム作りに失敗してきたのが阪神タイガース
#今現在、チーム作りに失敗しているのが読売ジャイアンツ
#私は、そう考えております。
一方で、山本監督就任から随分と期間が経過している。そろそろ気分一新、の声が出始めるかもしれない。ともかく、若手育成には定評あるチームなので、何かのきっかけで変わるのかもしれない。
個人的に気になるのは、後続のハシケン(橋本健太郎)が2失点していること。見てなかったので、良く分からないが、大量に点が入ってしまうグダグダな展開に気が抜けてしまったのだろうか?地味な顔ながら良い仕事してきたので、ちょっと気になるのである。
一方、赤星が猛打賞の由。痛む肋骨を抱えながら、よくやります。
桧山も猛打賞ですか。これまでは今岡の後ろ、6番ライトが虎の"穴"であった。スペンサーも桧山も打てなくて困ったのだが。これからは岡田監督には、良い意味で起用に迷っていただきたいもの。もっとも、「濱中がスタメン・ライトで戻ってくる」と言う風の噂が、二人に火をつけたのかもしれない(汗)
ま、全体的に締まりのなかったゲームであったと言うことでしょう。今日は、ナイスゲームを。
私も、昔の広島のイメージと言えば投手王国が思い浮かびます。更に捕手には曲者の達川を備え、試合巧者で万年Aクラスのイメージが強かったです。
徐々に、打高投低にチームカラーが変貌していきましたが・・・。
広島も、投低にしたくてしてる訳ではないので(汗)ただ、ローテーションを守るピッチャーで防御率が3を切るのが黒田ぐらいです。あと中継ぎの防御率もやや高めな気がします。
投手陣が整備されてくると、将来広島は浮上してくるんじゃないかと思います。私の天の邪鬼予想では、巨人より浮上が早いのではと。